菊守耳鼻咽喉科

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耳鼻咽喉科の対象となる疾患

耳鼻咽喉科が対象とするものは、耳、鼻、のど、のどに接する口腔や食道、気管と多岐にわたります。このため、鼻炎や咳を伴う風邪の治療は、耳鼻咽喉科が最も得意としています。さらに聴覚、平衡覚(めまい)、嗅覚(におい)、味覚という、重要な感覚器を取り扱っています。

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聴力検査(オージオメトリー)

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ティンパノメトリ

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フレンツェル眼鏡

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重心動揺計検査

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ファイバースコピー(内視鏡検査)

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X線単純撮影

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アレルギー原因物質に対する皮膚検査(スクラッチテスト)

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インフルエンザの
予防接種について

インフルエンザの予防接種を受けましょう

菊守耳鼻咽喉科のインフルエンザの予防接種について

【費用】1回2500円
※大阪市在住の65歳以上の方は大阪市の補助があり無料です

【13歳以上】1回
【6ヶ月以上13歳未満】2回接種

ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。

タップして電話する

06-6462-8711

インフルエンザの特徴

インフルエンザウィルス

インフルエンザはA型またはB型インフルエンザウィルスが呼吸器に感染することによって起こる病気です。インフルエンザは伝染力が強く、毎冬のように短期間に集中して百万人単位で大勢の人がかかるために、健康被害のみならず社会活動にも大きな影響を与えます。
一般にインフルエンザは、感染後1~2日の潜伏期の後に38度以上の発熱をもって突然発症し、初期には関節痛、筋肉痛、頭痛、全身倦怠感などの強い全身症状を示すことが特徴です。その後せき、痰などの呼吸器症状が現れて、数日の間寝込まざるを得ない状態が続きますが、通常は1週間以内に回復します。
しかし、インフルエンザは他のかぜにくらべて極めて危険な病気なのです。特に、65歳以上の高齢者、乳幼児、妊婦、さらに年齢を問わず呼吸器系や循環器系に慢性疾患を持つ患者様、糖尿病などの慢性代謝性疾患、慢性腎不全など腎機能異常の患者様、免疫低下状態の患者様などでは、インフルエンザにかかると、入院を必要とする肺炎・気管支炎などの重篤な合併症がもたらされ、更には死亡する危険性が数倍から数百倍にも増加します。

インフルエンザの中で、A型のウィルスはヒトだけでなく、鳥やブタ、馬、鯨など他の動物にも感染します。通常はヒトからヒトへというように同種の間で感染し、ヒトが他の動物のインフルエンザにかかることはほとんどありません。
しかし、インフルエンザウィルスの遺伝子情報が子のウィルスにコピーされる時に、遺伝子情報が変更され性質が変わる(変異する)ことがあります。変異によって、これまでヒトに感染しなかったインフルエンザウィルスがヒトへ感染するようになり、さらに、ヒトからヒトへ感染するウィルスが現れる場合があります。このようにして、ヒトからヒトへ感染する新しいインフルエンザが出現した場合を、「新型インフルエンザ」といいます。

新型インフルエンザでも、ほとんどの方は、季節性インフルエンザと同様に、高熱・咳・咽頭痛・頭痛・倦怠感・下痢などの消化器症状だけで回復しています。しかし、呼吸器疾患・心疾患・腎疾患・糖尿病・免疫機能不全などの基礎疾患を持っている方や妊婦・乳幼児・高齢者の方は重症化することが多いとされています。

インフルエンザの予防

インフルエンザの予防

インフルエンザによる健康被害を防ぐにはどうすればよいでしょうか。ウィルス感染そのものを完全に防ぐことが出来ればいいのですが、現在のところ残念ながらそのような方法は存在しません。
せき・くしゃみなどによる飛沫感染が主な感染経路になりますので、人ごみを避ける、寒気を避けて十分な栄養と休息をとって体力を保つ、うがいや手洗い、マスクを着用するなどの一般的な予防方法の効果は高く、是非とも心掛けるべきです。

インフルエンザ予防対策の中心は予防接種ですが、現行のインフルエンザワクチンは、ウィルスに対する感染防御や発症阻止の効果が完全ではありません。従ってワクチンを接種してもインフルエンザにかかる場合があります。
しかしながら、毎年米国で発表されているワクチンの効果によりますと、ワクチン接種によって、65歳未満の健常者についてはインフルエンザの発症を70~90%減らすことができると報告されています。また、65歳以上の一般高齢者では肺炎やインフルエンザによる入院を30~70%減らすことが出来、老人施設の入居者については、インフルエンザの発症を30~40%、肺炎やインフルエンザによる入院50~60%、死亡する危険を80%、それぞれ減少させることが出来るとされています。

このように、インフルエンザワクチンの効果は100%ではありませんが、高齢者を中心として、肺炎などの合併症の発生や入院、死亡といった重篤な健康被害を明らかに減少させる効果が示されています。

ワクチン接種の際の注意

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンにおいては、常に次のシーズンの流行ウィルスを的確に予想し、この流行予測に基づいてワクチンを選択していかねばなりません。最近では、WHOを中心に地球レベルでのウィルス監視活動が行われているため、「予想が外れてワクチンが効かなかった」という事態はほとんど起こっていません。

一般にワクチンによって得られる免疫は時間とともに低下していきます。インフルエンザワクチンによる有効な防御免疫の持続期間は短いので、毎年シーズン前に接種を繰り返す必要があります。大体インフルエンザシーズンの1カ月前くらいである11月頃を中心に接種することが勧められています。

最近の論文では、成人の場合、1回接種だと予防効果が64%、2回接種だと94%とされています。つまり、1回接種でも効果は見込めますが、2回接種することにより十分な抗体が作られる可能性が94%に増えるということです。
13歳未満の子供は、インフルエンザに対する免疫力が少ない可能性が高く、2回受けることが必要です。また、受験生やどうしても仕事を休めない職業の方、喘息など気管支に持病のある方も、やはり2回接種をお勧めしています。

インフルエンザワクチンは接種してから実際に効果を発揮するまでに約2週間かかります。2回接種する場合、2回目は1回目から2~4週間あけて接種します。流行期間が12~3月ですから、11月中旬頃までには接種を終えておくとより効果的でしょう。また、流行してからの接種であっても、発症時の症状が軽くなる場合が多く、接種をお勧めしています。

インフルエンザワクチンの副作用

インフルエンザワクチンの副作用

現行のインフルエンザワクチンの副作用に関しては、発育鶏卵の品質管理、精製技術の改良やエーテル処理による発熱物質の除去などの技術的な進歩によって大幅に減少しています。しかし、約100万人に1人の割合で重篤な神経系の健康障害が生じ、後遺症を残す例も報告されています。

また、インフルエンザワクチンには微量ながら卵由来の成分が残存していますので、これらによって発赤やじん麻疹などの局所反応やアナフィラキシー・ショックが出現する可能性があります。卵アレルギーの人はワクチン接種を避けるか、注意して接種する必要がありますので、心配な方は事前にご相談ください。

もしインフルエンザにかかってしまったら

インフルエンザ対策の一つはマスク

自分の身体を守り、他の人にうつさないために

  • 具合が悪ければ早めに受診してください。
  • 安静にして、休養をとってください。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
  • 水分を十分に補給してください。お茶やスープなど飲みたいもので結構です。
  • せき・くしゃみなどの症状のある時は、周りの方へうつさないために、不織布(ふしょくふ)製のマスクを着用してください。
  • 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場などに行かないようにしてください。

インフルエンザに対する治療薬としては、抗インフルエンザウィルス薬(「タミフル」「リレンザ」「シンメトレル」等)があります。ただし、その効果はインフルエンザの症状が出はじめてからの時間や病状により異なりますので、医師の判断に従って飲むことが大切です。
抗インフルエンザウィルス薬は、発症・発熱から48時間以内が服用の適切な開始時期とされており、服用すれば発熱期間は通常1~2日間短縮され、ウィルス排泄量も減少します。なお、症状が出てから48時間以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待できません。効果的な使用には用法、用量、服用期間を守ることが重要です。

インフルエンザウィルスに抗生剤は効きませんが、特に高齢者や体の弱っている方は、インフルエンザにかかることにより細菌にも感染しやすくなっています。このため、細菌にも感染することによっておこる肺炎、気管支炎などの合併症に対する治療として、抗生剤等を使用することもあります。

一般的にインフルエンザ発症前と発症してから3~7日間は、ウィルスを排出すると言われています。そのためにウィルスを排出している間、患者様は感染源になります。排泄されるウィルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウィルスを排出すると言われておりますので、せきなどの症状が続いている場合には、不織布製マスクをするなど、周囲への配慮が望まれます。
参考までに、学校保健安全法では「解熱した後2日を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。

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花粉症について

年々増大する花粉症患者

症状を少しでも和らげるためには、花粉症を理解し適切な対応を心掛けることが大切です。
当院ではアレルギー専門医の菊守院長のもと、レーザー治療や減感作療法による花粉症・アレルギー性鼻炎の根治治療を行っています。

花粉症について

花粉症とは?どんな症状を伴うことを言うのか?

花粉症とは?どんな症状を伴うことを言うのか?

花粉症とは?

花粉症の患者数は年々増大し年齢分布も小児から高齢者まで幅広く国民病の一つと見なされるようになってきました。スギなどの原因花粉が鼻やのど、目の粘膜についたときにアレルギー反応が起こり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどの症状を起こすのが花粉症です。症状が重くなると、皮膚のかゆみや頭が重い、だるさや不眠、集中力の低下など、全身にさまざまな症状があらわれることがあります。

花粉症のくしゃみは発作のように連続して起こり、回数が多いのが特徴です。風邪の場合は長くても1週間程度で治まりますが、花粉症の場合は原因花粉が飛散する期間中続きます。鼻水は水のようにサラサラして、風邪のときのように粘り気がある黄色い鼻水にはなりません。

大阪の花粉症傾向

大阪の花粉症傾向

大阪の花粉症傾向

日本で最も多い原因は、約8割をしめるスギ花粉です。大阪では2月中旬から下旬に飛散し始めることが多く、約2カ月間続きます。近年飛散量が増えているヒノキ科の花粉がスギ花粉より1カ月から1カ月半遅れて飛散するので、症状が長引く場合はヒノキ花粉症を併発している可能性があります。

子供でも花粉症になるの?

子供でも花粉症になるの?

子供の花粉症

「花粉症は大人がなるもの、子供は花粉症にはかからない。」何年か前まで、花粉症に対して誰もがそう思っていたものでした。ところが近年になってその常識が覆され、子供の花粉症が急増しつつあります。花粉症はアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、小児喘息など、一般にアレルギー体質の傾向が強いお子様がかかることが多く、花粉症の季節は鼻や目などのつらい症状が勉強や運動といった活動を低下させ、日常生活に大な支障を与えます。

学校などの集団生活の中で、花粉症のためにみんなと同じように活発に活動ができないのはお子様にとってもかわいそうなことです。また、花粉症の症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみなど)のために夜間よく眠れないと、それが原因で睡眠不足となり翌日の活動性に影響を与えることがあります。睡眠不足に昼間の症状が加わり、より集中力や活動性が落ちることがあります。子供はなかなか自分の花粉症には気づきにくいものです。しっかり様子を観察して、花粉症の症状が見られるようなら早めにご来院ください。花粉症の治療は、基本的に大人も子供も同じです。症状に応じて、飲み薬や、点鼻薬などで治療します。

花粉症の予防法

花粉症の予防法

予防法

晴れて風が強い日中は花粉がたくさん飛びます。とくに飛散のピークとなる昼前から午後3時ごろの時間帯はなるべく外出を控えましょう。外出時にはマスク、めがねをして、原因の花粉を少しでも体の中に入れないようにする努力が必要です。花粉症用のマスクでは花粉が約1/6、花粉症用のめがねでは1/4程度に減少することが分かっています。ニットの服は花粉がつきやすいので、花粉の季節は、スベスベした素材の服を選んで着るようにしましょう。

外出から戻ったときは、家に入る前に玄関先で服などについた花粉を払い落としましょう。また、すぐに手や顔、目、鼻を洗い、うがいをすることが大切です。全く症状をなくすことは不可能ですが、少しでも症状を軽くすることができます。
晴れて風が強い日中は、窓やドアをできるだけ閉めておきましょう。掃除をするときは花粉を舞い上げないことが大切なので、床や畳は拭き掃除をしてから掃除機をかけます。洗濯物はできるだけ乾燥機を利用するか部屋干しを行い、布団を外に干したときはよく花粉を払い落としてから取り込み、さらに掃除機をかけて残った花粉を吸引しましょう。

花粉症の予防服薬

花粉症の予防服薬

花粉症などのアレルギーは、症状が悪化すると薬が効きづらくなります。 すでに充分花粉を吸い込んでいる状態なので、薬の効きもすぐとはいかず、症状も大きく出てしまいがちです。しかし、軽いうちに薬を使い始めると、花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすく、そのシーズンの症状を軽くすることができます。
花粉の飛び始める2週間くらい前から症状を抑える薬の使用を始める治療で、これを『初期療法』とよんでいます。特に毎年の症状が重く、楽にシーズンを乗り切りたいと考えている方は市販薬だけで対処せず、ぜひご来院ください。症状に応じて薬を選ぶため、毎年いつごろから、どのような症状が出るかを伝えてくださるとスムーズです。

花粉症の治療法

花粉症の治療法

花粉症の治療には、大きく分けて以下の3つがあります。

薬物療法

花粉症治療の中心になるのは薬物療法です。同じ働きを持った薬でも、様々な種類がありますので、ご自身の症状に合う薬を見つけて、毎年の花粉症シーズンにも慌てなくてすむようにしましょう。また、これらの薬の中には、ドラッグストアなどでは購入できないものが多数あります。

手術療法

手術療法は、主に鼻づまりの症状が強い患者さんに対して行われます。鼻の粘膜(下鼻甲介)を焼灼するレーザー手術という方法で、入院をせず外来で行うことができます。

減感作療法

減感作療法については減感作療法とレーザー治療のページで詳しくご紹介しておりますので、減感作療法をお考えの方は一度ご覧頂ければと思います。

レーザー治療と減感作療法

どの方法を選択するかは、重症度、病型によって異なりますが、花粉シーズンを少しでも楽に乗り切るために、花粉が飛び始める前に来院頂き、相談して治療を進めましょう。

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