レーザー治療と減感作療法|大阪市此花区の「菊守耳鼻咽喉科」 花粉症ならアレルギー専門医に

痛みを感じず手軽に症状を和らげる「レーザー治療」(要予約)

レーザー治療|日帰り治療でグズグズ不快感が解消!ハウスダスト等のアレルギー性鼻炎にも。
レーザー治療は、手術時間も短く(麻酔時間を含め1時間程度)、殆ど痛みもないため手軽な治療方法として年々希望する患者様が増えています。粘膜は再生するため、「花粉症」や「アレルギー性鼻炎」が完治するわけではありませんが、1〜2年は症状を和らげることができます。またレーザー治療の効果が薄れたと感じた時点で再びレーザー照射を繰り返すことができます。
なお、レーザー治療に関してはご予約を承っております。

レーザー治療とは

鼻炎治療用レーザーを用い、鼻腔内の下鼻甲介粘膜(かびこうかいねんまく)部分にレーザー照射を行う治療方法です。 花粉やハウスダストなどのアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)をキャッチするこの部分で、アレルギー反応が起こると考えられています。この病的に変性した粘膜部分をレーザーによって焼灼させる治療方法です。これによって、外から侵入した花粉やハウスダスト等のアレルゲンはこの粘膜部分でアレルギー反応を起こすことがなくなり、鼻炎の症状がよくなるというわけです。

レーザー治療の手術方法・予算

まず最初に麻酔薬がついた小さなガーゼを鼻の中に入れます。麻酔薬は苦味があり、唇や鼻の周りが多少しびれるかもしれません。30分程で麻酔は完了です。レーザー治療は左右両方の鼻を一度に行います。痛みや出血はほとんどありません。目をレーザーから保護するために、メガネをかけていただきます。 治療後は日常生活や軽い運動に制限はありません。

レーザー治療には健康保険が適応されます。手術料金は3割負担の方で8730円、1割負担の方は2910円です。それに診療代や薬代がかかる程度です。

レーザー治療の治療実績

手軽に症状を和らげる「レーザー治療」は年々増えてきましたが、デリケートな粘膜への治療のため効果や安全性が問われる治療でもあります。 当院では過去10年間の治療実績と最新のレーザー機器を導入することで、痛みを感じず安心して受診頂ける態勢を整えています。

アレルギー性鼻炎の根治治療「減感作療法」

減感作療法
アレルギー性鼻炎の一般的な治療方法である薬物療法は、あくまで症状を抑えるのが目的であり根治治療ではありません。減感作療法は根気を要する治療ですが、奏効すればアレルギー反応が起こりにくくなるため、唯一の根治治療と言えます。

減感作療法の方法

一言で言うと「アレルギーを起こす物質をほんの少しずつ体内に入れ、それに対する過敏な反応を減らしていこうという治療法」です。皮下注射ですので採血や点滴に使う注射針よりはずっと細い針(当院では27G)を使います。当院ではスギ花粉症とハウスダストによる通年性アレルギー性鼻炎に対して、減感作療法を行っています。

①エキスの増量:はじめは週1回程で注射をしていきます。そして、徐々に注射するエキスの量を増やしていきます。非常に細い針で注射するので痛みはほとんどありません。
②維持量の投与:治療の効果が出てくる程度の量に達した場合の量を維持量として、毎月1回位注射を継続します。

減感作療法のお勧め

アレルギー性鼻炎の症状は仕事や学業など日常生活に大きく影響するため、その場しのぎの薬物療法でなく、根治治療である減感作療法をお勧めします。料金も低額で初診代を除いては、3割負担の方で一回千円未満です。ただし、注射をうつために少なくとも数年間、症状がない時も継続して通院しなければなりません。
また減感作療法は、少量とはいえ体内に抗原を注射するわけですから、場合によってはアレルギー反応をおこすこともあります(ごく稀ではありますが、ショック症状を呈することもあります)。治療する側もされる側も「面倒くさい」と感じるためか、減感作療法を行うことができる施設は全国でも限られています。うまくいくと薬が不要になったり、大幅に減らすことが出来、ハウスダストでおよそ7割の人に、花粉症では5割位の人に効果があると言われています。
医師による治療の中ではアレルギーを「治す」というところに一番近いと言えます。

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医療法人 寛友会 菊守耳鼻咽喉科
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