手足口病の診断 | 大阪市此花区の「菊守耳鼻咽喉科」 花粉症ならアレルギー専門医に

手足口病の診断

2013.12.8

手足口病の診断

びょうき夏に乳幼児の手足と口腔(口)粘膜に発疹が出れば診断は簡単です。しかし原因ウイルスは数種類あるので一度のシーズンに繰り返し感染することもあります。

また、初めに体に発疹が出た場合、水痘との区別が必要になります。その際、毛のある部分に発疹がないこと、同じ場所に丘疹(発疹が皮膚面から隆起した状態)、水疱(みずぶくれ)、膿疱(膿のたまったもの)が混在しないこと、かさぶたになっても水痘(水疱瘡:みずぼうそう)ほど跡にならないことで区別できます。また手足口病では膿疱は出来ません。

口腔(口)の粘膜発疹と高熱を伴った場合は、単純ヘルペス感染症やヘルパンギーナとの区別が問題になります。単純ヘルペス感染症では歯肉が赤く腫れることや家族が単純ヘルペスに罹ったことがあるかが区別の参考になります。ヘルパンギーナでは軟口蓋(なんこうがい:口腔の上奥の部分で、前方の硬口蓋に続く軟らかい部分)を中心に粘膜に発疹が出来ることが区別に役立ちます。

 

<手足口病の他の説明>

 

このページのトップへ移動

医療法人 寛友会 菊守耳鼻咽喉科
大阪府大阪市此花区四貫島1-9-10セントラルプラザ2F Tel:06-6462-8711 阪神なんば線「千鳥橋駅」から徒歩2分。 「四貫島二丁目」のバス停(市バス)すぐ。
受付時間
【午前の部】8:30~12:30
(※土曜日は8:30~13:30)
【午後の部】15:00~19:00
(※木曜日は16:00~20:00)
【休診日】土曜日午後、日曜日、祝祭日
お気に入りに登録する