急性中耳炎の症状
2017.6.6
耳の痛み
まず耳が詰まった感じや圧迫感が現れ、次いで刺すような拍動性の耳の痛み、ときに耳の周囲（歯、頭、目など）にひびく耳の痛みがおこります。鼓膜に穴が開き中の膿が出ると軽快します。
発熱
通常は炎症の程度に比例します。軽症では37℃、重いものでは39℃前後で寒気や震えを伴うこともあります。幼少児では40℃にも達し痙攣を起こすこともあります。中耳の中の膿が出れば、次第に熱は下がります。
耳鳴りと難聴
難聴は必ずおこる症状です。耳鳴りは初めは拍動性で程度は低いですが持続性のこともあります。
全身の症状
小児では下痢などの全身症状を伴うこともあります。
<急性中耳炎の他の説明>
- 急性中耳炎とは
- 急性中耳炎 ～幼少児には保護者が意識して観察してあげましょう～
- 急性中耳炎の起こるしくみ
- 急性中耳炎の治療
- 中耳炎はどうして子どもに多い病気なの？
- 治りにくい、何度もかかる難治例の急性中耳炎が増えている
- 中耳炎 ～日常生活で注意すること～
